少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

729 生まれた町2

この研究結果が物語っているのは、鮭の「母川回帰」は単なる生態時計だけでなく、鮭の視覚と嗅覚にも関係があるということです。
それで、ひとつひとつ河川水を調べてみると、微妙にアミノ酸などの成分が違うのだそうです。これはプランクトンの種類や量により異なり、現時点の科学では、それ以上の研究は出来ないそうですが、彼らは、その微量の違いすらわかるそうです。
ただ近年では温暖化や外来種の影響で環境が破壊され、母川に戻れない「迷子鮭」が増えているそうです。そんな彼らの多くは、力を発揮できず、目的を果たす前に、永谷園に引き取られるそうです。
高校生の僕の疑問はこれで、だいぶスッキリしました。
人間だって、海からきた半漁人だという説もあるので、体内時計や視覚臭覚で、生まれた町の空気がわかっても不思議ではないはずです。
僕の場合、やっぱり白いご飯に塩鮭のみのオンリー1方式で、刺身、バターホイル焼き、石狩鍋といったバリエーションには対応しません。みなさんはいかがでしょうか?
熊の人たちは、あれを骨も鱗も丸ごと食べちゃうなんてすごいですよね。タイトルとは関係ないけど、そんな熊と鮭が好きで熊が鮭をかつぐあの北海道土産の熊の木彫りが、いつの間にか40個ほど集まってしまいました。みなさんのお宅にはいくつくらいありますか?
よく考えたら、僕ら人間も、あなたたち熊も、すごい魚を平気でバクバク食べていたんですね。あのイクラの一粒が、あんなにでっかくなって帰ってきて、さらにへろへろに弱ったとこをとっつかまえてパクリですから鮭もたまったもんじゃないし、書いてて、かなりの罪悪感を感じてしまいました。
さて、話を本題に戻しましょう。今、24時間テレビで盲目の美少女・立木早絵ちゃんが、アフリカの聖峰キリマンジャロの山頂、標高5000メートルを目指して登山中です。早絵ちゃんを自宅に招いた島田紳助さんがこんな質問をしたそうです。「早絵ちゃん気い悪くせんで聞いてや〜。早絵ちゃん、目え見えへんのに、いろんなところに行って、本当におもろいんか?」と。早絵ちゃんは答えました「目は見えないけど、空気の違いは匂いや肌で感じるし、音の違いも耳で感じます。どの町も全部違います。いつか必ず目が見えるようになると信じているので、そうなった時、また来ても、この町がどこだったか、私は絶対に覚えていますから、知らない町に行くことは、すっごく楽しいです」と。