少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

769 RING3

11/10(木)。新安城レトロカフェ「ビリケン」一周年でした。
前夜、一周年記念に来店いただいたお客様全員に手作りケーキをサービスしよう・・・と突然、思いつき、電話を入れましたが、来店客は2人きり・・・。「大丈夫か?」と聞かれれば、大丈夫ではありません。
ランチ弁当680円(前日予約はデザート付)は大好評ですが、日により客数にバラつきがあり、安定していません。女性3人が交代で店を切り盛りしてくれていますが、それぞれいい人で人気があり、ファンもついてきてくれているのですが、まだ利益分岐集客には達しません。
「3年間は我慢だよ」と開店前、岡崎で喫茶店を経営する知立高校の同級生のCEちゃんから言われましたが、なんとか一年はクリアしたものの苦戦中です。
いつもの国鉄バス(11AM新宿発)で夕方、安城着。疲れたので読書しながら早寝。
11/11(金)。学生時代の約2年間、シカゴでお世話になったジョー小林さんと、ドイツ人の奥さんが来日中で、12日には帰国するので11日しか会うチャンスがなく、それに合わせて帰省しました。
奥さんは何年も前にシカゴで小さなカフェをはじめ、いまでは店舗を拡張してレストランを経営しています。11日には久しぶりに再会し、カフェ経営のアドバイスとスイーツを教えてもらいました。
「Selmaris」というドイツ料理とカフェの店。シカゴに行かれたら、Takakiから聞いたと、訪ねてみてください。
11/12(土)。懐かしい友人TKから「帰省したら連絡くれ」の伝言があり、電話を入れました。ここから「RING」がはじまりました。
「おう、ひさしぶり」
「帰ってきたか?とりあえず会おまい」
「ほいじゃあ、今から行くわ」
「俺の家わかるか」
「だいたいわかる。近くまで行ったら電話するわ」
愛知県は地元での就職率、地元同士の結婚率が他府県に比べダントツに高いため、昔の仲間の消息はだいたいわかる。
毎年、小中高のいずれかのクラス会の案内状が来るし、ミニクラス会もしょっちゅうある学年だ。しかし、いずれも最終学年で同じクラスにならないと、永遠に会わない幼馴染もいる。
TKがまさにそれで「お前と一緒のクラスになったのはいつだったっけ」とお互いに指を折る。
中学3年間は一度も同じクラスにならず、部活も違うから、おそらく一度も話すらしたことがない。担任の先生の名前が一致したのは小四の「安達コロッケ先生」の時だ。とすれば40年ぶりくらいか。
「おれ、おまえんち遊びに行ったの覚えとる」とTKは言うが、小学校から帰る方向が正反対なので、僕の記憶にはない。
TKは安城北中から名城高校に進み、横須賀海軍に入隊し、潜水艦に乗っていたそうだ。その後、地元に戻り、新安城で喫茶店や居酒屋を経営していたそうだ。
Aコープ(agriculture-cooperativ)・・・いわゆる農協(個人的には農協という呼び方の方が好きだ)の前のサ店でコーヒーをすする。
「今、何やっとるの?」
「何にもしとらん」とTK。聞けば地主で貸倉庫の賃貸料で食えるそうだ。それなりの苦労はあるのだろうが、基本的には羨ましい話だ。
(つづく)