少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

864 ラグビー大学選手権決勝

寒いし、ゼニも無いし、明治も出ていないので、国立に行こうかどうしようか迷いましたが、葛藤の末、テレビ観戦でご無礼することにしました。しかし、NHKに映し出されたもの寂しいスタンドを見て、嗚呼、無理してでも行ってあげればよかったなあ・・・と思いつつ地下室にこもり毛布を巻いてテレビ観戦。第48回全国大学選手権は平尾誠二同志社に次ぐ史上2校目の3連覇を狙う帝京大学と、創部80年目にして初優勝を狙う天理大学。東京には天理教の人いっぱいいるし、甲子園の高校野球の時だって、もっとたくさん来るのに、どうしてもっと応援に来ないんだろう?やっぱ寒いからですか?僕も地下室で山形は鶴岡の冨士酒造のみかん酒をやりながら身体を温めて観戦してますよ。
結果は後半39分、15-15のタイスコアから帝京が残り時間1分からPGを決め18-15で逃げ切り3連覇達成。凄いですなあ・・・。密集の中での天理の反則。テレビでも誰が何をしたのか見えなかったけど、スタンドの人は???だろうな。ラグビーは密集内での反則が不透明なので、そこを解説者なりが、きちんと説明しないと人気は出ない。誰がどんな反則を犯したのか?特に今日のようにゲームの勝敗を決定するポイントは訳がわからんことには欲求不満が残る。
それにしても、僕が八幡山北島忠治監督の自宅に日参させていただいてた頃、当時の帝京のH監督もよく北島邸に来ては逆接待麻雀(=相手の家に来て、相手=北島先生=に勝たせる麻雀)をしていたのに、もの凄い下剋上だ。
さて、ゲームの感想だが、帝京、天理ともにSOがしっかりしていたので無駄な空中戦がないことがいい印象だった。ゲーム前に僕がイメージしていたのとは全く逆の展開になり天理が終始ディフェンスに徹している状況で、試合は完全に帝京に支配されてしまった。
FWのパワー、高さは圧倒的に帝京有利なのに、結局、一本もスクラムなりモールなりでトライが取れない帝京にはそれなりのジレンマがあったと思われる。逆に天理のFWの我慢を褒めるべきだろうか・・・。
後半になって、それでも帝京がFWに固執した理由が天理のBKへ球の配給を阻止する意図があるのだとしたら、それは正解かも知れないが、FWでごり押しだけを考えていたとしたら、どこかで切り替える勇気と柔軟さが必要だったと思う。やはり天理のBKにボールが回ると、スポーツとしてのラグビーは面白く映る。そうすれば、数多いる天理教の信者さんたちを2019に向けて大きく動員できるのになあ・・・と素直に感じました。
とまれ、実力者同士の決勝戦、楕円のボールは最後、ポールに当たりポストの内側に入る結果となりましたが、神様も最後の最後まで迷ったような試合結果。天理の立川選手のパスのタイミングと突破力と判断力は少ないチャンスを広げ、帝京を十分に苦しめたと思います。
寒いのはいやだけど、これで明日からまた、寒い季節が待ち遠しくなるというわけです。