少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1253 猛省スタート

「勝ちに不思議な勝ちあり。されど負けに不思議な負けなし。勝っても負けても、反省なきところに進歩なし」。有名な野村克也監督語録だが、まさにその通りである。
 昨夜の醜態。これでは織田信長より長生きしたとて、人生に価値など見いだせない。天下を取ったか取られたか・・・という問題ではない。深夜のステーキはいかんぜよ、という話である。
 泥酔していたとはいえ、勝算なき博打は命取り。江戸っ子を気取って、ステーキと洒落込んだのは愚の骨頂でした、と猛反省。
 死んだばあちゃんが口ぐせのように言っていた。「腹も身のうち」だと。ホンマやねえ・・・。
 新聞記者のころ、ほぼ毎晩、仕事が終わった深夜11時過ぎから、銀座ー六本木と飲み渡り、最後は新宿の焼肉で締めるというクレージーな日々。夜が明けてから帰宅してチャミーの散歩というクルクルパーな生活。
 それでも仮眠して起きれば、酒も肉も消化された30代前半。あれからわずか15年とちょっとなのに、わずか150グラムのステーキがこれほどこたえるとは、自身の修行の足りなさを切に感じた。寝しなの肉は控えるべきか、それとも、もっと食して、さらに胃を鍛えるべきか・・・。二者選択しているうちは、まだ反省の色はうかがえない。
 無意識のうちにキャベジンを投与したのは正解だったが、それでも消化不良に苦しんだ。
 夢の中では新宿ゴールデン街区画整理によって次々と破壊されていく。「石原慎太郎め、また余計なことしやがって」と工事現場に向かって僕が吐く。たまり場の店に行くと、雨あがり決死隊の2人とヤクルトの古田敦也捕手がカラオケを唄っている。僕は飲み過ぎてソファに横たわっている。「ステーキ食い過ぎた」と言う。やがて、店の電気が消え、全員、店内で雑魚寝。誰かが録画した動画を暗闇の中で古田が見て笑っている。やがて朝になり、雨あがりの2人ともうひとりの誰かが、背広を着て出勤する。駅の反対側プラットホームで裸で踊る男がいた。何かのパフォーマンスみたいだ。それに雨あがりの2人が反応してダンスを始めた。雨あがりの近くで列車を待つ見知らぬ中年男性が目で、雨あがりに「相手にするな」と合図を送るが、雨あがりは無視して、パフォーマンスを続ける。すると、そこへ、息を切らしながらスーツ姿の長身長髪の男がダッシュでやってくる。「ぜひ、うちの事務所と契約してくれないか」と名刺を出す。雨あがりの宮迫博之が「ああ、そういう話でしたら、店で安藤という男が寝てますからその人にしてください」と言う。もうひとりのマッシュルームヘアが「なになになに、もしかしてデビューの話とちゃうの〜」と嬉しそうに言う。
 そこで「あ〜気持ちわる〜。ステーキ食い過ぎたわ」と夢の中で目を覚ました僕は、見知らぬ部屋のソファの上にいる。ここどこだあ〜ああ、水が飲みてえ〜・・・と水を探したところで、本当に目を覚ました。
 午前6時、体内時計は正確で一度目覚め、そして二度寝。しかし、6時30分、再び目覚め、吐きそうな気分を抑え、ラジオ体操第一と第二を。しっかり終え、シャワーしてパソコンを開くがキーボードを打つ気力なく3度寝。気が付くと12時。あわててゴミを出し、ジーパンのポケットに違和感を覚え、まさぐると握り飯がひとつ。
 そういえば、ステーキの帰り、コンビニでアイスと握り飯を所望したのを思い出した。最近は地震が多く、万が一を想定して常に食糧を身につけるようにしている。自宅に戻り手を洗い、テレビを点け、ポケットの握り飯をブランチとして食す。テレビでは野田ドジョウ総理が「クビ」を宣告
されたとか・・・。なんだよ増税決めてからの「だまし打ち」か。自民党も汚い手を使う。どっちもどっちだ。アホらしいけど、寝しなのステーキよりは、まだマシか?