少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1327 おかえり麻梨花くま

梨花ちゃんのヤンキースくまが、はるばるアムステルダムから戻ってきたのは嬉しかったけど、こりゃどうみても日本の税関の仕業じゃないな。一目見てわかるほど、人様の荷物をぐちゃぐちゃにこねくり回しやがって・・・。
荷物をチェックするのが仕事とはいえ、出したものを、そのままぶち込めばいいというのが、バテレンのポリシー。味噌もクソもいっしょこた。なんか文句あんのか、リメンバー・パールハーバー、とでも言いたいのだろうか、この憎しみを込めた梱包。
さっそくデルタ航空に電話を入れ、責任の所在を確認させた。「僕のトランクを開けて、グジャグジャにしてくれたのは、アメリカの税関か、あるいはアムステルダムのそれか、日本のそれか?、とにかく最高責任者を出してもらおうか」と電話でボク。デルタの人は「わかりません」というが、荷物グシャグシャに関しては、デルタはそんなに悪くない。
それにしても酷い。幸い一番大切な麻梨花くまは無事だったが、箱は破損。保護用の発泡スチロールは前後があるのに、逆に詰めるから、そら破損するわな。デリカシーも優しさもない仕事ぶり。でも、中身が無事なのでひと安心。10/06、天草のまりか会までには間に合いました。
この子がウワサのヤンキーくま(0007/1200)。

さて、問題は同時に詰めたチーズとチョコレート。柔らかくなっていました。「これはどこで溶けたの?」と聞いても、デルタの人は「さあ?」とわからない。少なくとも、昨日、僕と同時に荷物が着いていれば、そのようなことはなかったはず。
これも、クレーム係りの人に直接責任があるわけではないが、こちらも泣き寝入りというわけにはいかない。「破損」や「腐敗」ならわかり易いが、「溶けている」だけで食べれなくはない。微妙だ。
デルタの人は「領収書がございましたら弁償させていただきます」と対応してくれたが、土産の品だし、買いに行くのに、痛い足をひきずり、タクシーも時間も使った。ベストのコンディションでない状態で、人様に手渡すのに抵抗もある。こういう付加価値のギャランティーはどうなるのだろうか?ぜひ行列法律相談事務所で扱ってもらいたい。僕としては「弁償」よりも、まったく同じ物をまったく同じ状態で持ってきてもらいたいのだが、人はそれをクレーマーと呼ぶのだろうか?
今回のツアーはデルタ航空には良くしていただいたので、荷物グチャグチャの件が無ければ、チーズとチョコに関しては目をつぶっても良かったのだが、この荷物を見たら怒りが込み上げてきた。
成田空港のユニセフ基金箱。旅行で余った小銭を入れる。シャッターを切ると「撮影はダメです〜」と係り員がすっ飛んで来た。「国連の募金活動をブログで世界に広める。基金活動を妨害するつもりなら、キミを国連に提訴するぞ」と脅すと、係員は後ずさりした。

「産声をあげてから24時間も生きられない赤ちゃんが年間で150万人」
この募金箱から、例えばスマトラ沖地震の直後から100万人が安全な水を飲めるようになった。スーダンのダンフール避難民キャンプでは270万人にテントや食糧物資が支給された。パキスタンでは110万人の子供が疫病の予防接種を受けることができた。ミャンマーではサイクロンで被災した96万人の子供のうち30万人が学校に復帰した。ハイチでは避難生活を送る40万人の子供に栄養支援が行われている。東日本大震災では、世界中のユニセフ募金箱から、被災児童に多額の援助金が贈られた。小さなことしかできないが、しないよりはマシだと考えている。