少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1529 Christmas Eve2012

予定通り朝5:50起床。シャワーで清め、7:02のバスに乗る。休日の早朝、渋谷までバスで15分。自家用車なら10分もかかるまい、便利な立地だとつくづく思う。
すこぶる寒い。朝、買い置きの「ももひき」を探したけどない・・・。そういえば、新品の下着類は、ほとんど東北被災地に送ったことを思い出した。
「長靴と弁当持参」というメールが来た。長靴は自衛隊隊員に借り、弁当はどうしようか迷ったけど、コンビニでおむすび2個とコロッケパン、ハムサンド小を買う。8:45までに、新横浜の霊波之光教会に集合。老若男女1000人以上が、清掃奉仕に集まる。
私の属する立川1班は他班と合流して、建物内の5階6階部分の駐車場の清掃にあたる。
まず、コンクリとコーティングされた床を男子がデッキブラシでゴシゴシとこすり、床にこびりついた排気ガスを剥がす作業。その間、女性群はスロープの滑り止めの丸型の溝の中を、しゃがみ込んで、ブラシでこすり、貯まった埃と排気ガスを清掃。これは重労働。
いや〜コンクリの床から、真っ黒な排気ガスの粉が、こする分だけ出てくるのには、正直、驚きました。つまり、われわれは日常生活の中で、こんな真っ黒なガスを吸っていたのですね。いまさらながらですが、こりゃ身体おかしくなりますわ。それに今はセシウムも存分に含まれていますしね。
およそ、50人がかりで、ゴシゴシゴシゴシ、まるでサウナの垢スリみたいな作業を延々続け、掃除機部隊が大型掃除機で垢をどんどん吸っていく。見ているだけでもすがすがしい。
30分の休憩後、今度は6階から洗剤入りの水を大量に流し、先ほどと同じ作業。ほぼ全員で、床をゴシゴシゴシゴシ。これで取り残す垢はほとんどなし。
正午に、全国の信者が同時に、世界平和と東北地方の復興のお祈りをする。これは毎日欠かしません。
僕をここに導いてくださった友人の山内雅之さんは、もうこの世にはいません。特に親しい人も居ないので、地価の休憩室でひとり食事です。自販機でカップヌードルを売っているので、温かいものが欲しくて所望しました。
午後、再び清掃作業。日本人・・・ってとことん凄いなあ・・・と思いました。
仕上げは、コンクリの駐車場の床を雑巾がけです。もう、人間がそこに、新聞紙を敷かなくても寝転がれる状態まで持っていきます。
これが、日本が美しい理由です。東京も、横浜も、特に都会は道路も階段も側溝も本当に綺麗です。清掃が徹底しています。電車やバス、タクシーに至るまであらゆる公共交通機関も、アメリカ中国が1000年経っても追いつけないくらい綺麗です。宗教だからというわけではなく、日本人は子供のころから教室を自分たちで清掃し、それもきちんと。奉仕だろうがなんだろが、与えられた仕事はきちんとこなす、という精神が徹底しているのだと感じました。こんな綺麗好きな民族は世界に類を見ないと思いますがいかがでしょうか?
午後三時にお札をいただき、終了。
家に帰っても居場所がないので渋谷でどこかないか・・・とうろつくこと1時間以上。仮面ライダー2号の大好きな「こびと図鑑」のキャラを見つけ「どれが欲しい?」と電話するも「何もいらないから買わないで。本当に何もいらないから買ってこないで・・・」と言われる。おそらくショッカーから「もらいもの禁止令」が出ているのだろう、世知辛い。
嗚呼、渋谷は寒い、心も寒い、カップルがいっぱいだ、ラブホから手え繋いで出てきた奴らを見た瞬間、おとなしく帰る覚悟を決めました。
これが、渋谷のメリクリです。

こちらが、かの109。

スクランブル交差点。


センター街入口。

青山通り、青山のエイベックス本社とエイベックスのツリー。

メリクリです。