少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1755 安城アカン警察の悩み

な〜んでか?
な〜んで、安城警察は「安城アカン警察」と呼ばれるのか?
まあ、安城警察諸君の名誉のために、書いてあげましょう。
実を言うと、問題は根深く、警察官そのものに問題があるとはいうよりは、むしろ、彼らは運の悪い犠牲者なのかも知れません。


というのも、これは、今話題の議員定数是正の0増5減案の逆バージョン。増え続ける人口と領土に対して署員の数がぜんぜん足りないのです。
安城市は南北に長く、さらに隣接するあんまき市も安城警察の管轄で、その守備範囲は尋常の範囲とは思えません。現体制では、まったく網羅できないのです。
医療施設などでは、条例によって、患者の数に対して、看護師の数とか、決められていますが、おそらく、警察には、そのような、人数に関しての条例は曖昧になっていると思います。
安藤総理が おクソガキ様だったころに比べて、安城市とあんまき市の人口は、おそらくですが2倍以上になっています。しかし、当時の安城署の建物のサイズも変わっていないし、駐在所もほとんど増えていないし、夜間は無人のところもあります。


2012年11月の調査で、安城市の人口は18万488人、あんまき市は6万9727人、合わせて25万0215人。この人口に対して、安城署員の人数は非公開みたいで、公開されていませんが、とてもじゃないけど、対応できる人数ではないと思います。しかも領土は広く、さらに、みんなトヨタ様関係の仕事に従事されているので、高級車に乗っています。


豊田市の高速道路からトヨタの工場が見えます。そこには「ランドクルーザーのふるさと」と書かれた看板が見えますが、実際にランドクルーザーの工場がありますが、当時、地元では、「ランドクルーザー盗難の母」と呼ばれていて、買ったと同時に盗まれる事件が多発しました。
盗難車はその日のうちに名古屋港、もしくは敦賀湾から、東南アジアとロシアに送られます。今は、プリウスと軽自動車が、盗難ランキングの上位で、警察官の少ない安城市は車泥棒天国です。


安城署員がチンケな暴走族になんかかまってられっか・・・ということになり、放火事件も、ボヤ程度では、出動したくても、勤務時間外は働かない、サービス残業なんて論外というわけです。
安城市、あんまき市の路線価格が高騰しているわけは、鉄道や道路のインフラが発達に発達を重ね、市が積極的に農地を宅地に変換して、県外からトヨタ系労働者のベッドタウン計画を長期的に展望してきた成果であるのです。が、その一方で、病院、警察、消防などの生活安全インフラが追い付かないことに、今回のような問題点が浮き彫りにされ、凶悪犯罪に加えて、老人を狙った詐欺などの知能犯も急増している事実もあります。


人口25万超都市に対し、交番8軒、駐在所2軒、いかがなもんでしょうか?安城署ではパトカーが足りなくなって、署が借りたトヨタレンタカーまで盗まれ、やられ放題、おちょくられ放題という現状です。もう署員もお手上げ状態「なんなさらせや〜」の世界です。


以下、安城市の解説。興味のある人は見てください。


愛知県のほぼ中央に位置する内陸部の都市で、愛知県では8番目の人口を有する。1906年碧海郡安城村と周辺8村で町制を施行、1952年に愛知県で13番目に市制を施行した
名古屋市の南東約30kmに位置し、南北に14.7km、東西に10.0kmの市域を有する。土地利用では、2009年の統計によると、面積86.01km²のうち、田が32.33km²と市全体の約40%弱を占め、畑は6.30km²で約8%になり、市域の半分弱が田畑に利用されていることになる。しかし、近年は宅地の造成が進んでおり、田畑の減少に代わって宅地の土地利用が増えている。宅地面積は22.75km²で26%を超えている。


警察


1948年に自治体警察の安城町警察(1952年の市制施行以後は、安城市警察)が発足して、警察署には国家地方警察愛知県本部碧海地区警察署が併設されたが、1954年の警察法改正で愛知県警察に吸収された。

現在は市内全域と知立市が愛知県警安城警察署の管轄となっており、市内には交番が8軒、駐在所2軒ある。