少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2053 香港弾丸ツアー4

弾丸ツアー3日目。この日はオールデーフリー。最終日の4日目は早朝5時にホテルのロビーに集合して朝便にて帰国のため、実質、この最終日だけがビジネスチャンスの一日となる。
(後半はアムウェイの話になりますので、ご興味のない方はスルーしてください)


アムウェイご一行4名様は07:30にロビー集合。
メンバーはリーダーのTおばさま68歳はダイヤモンドDD(アムウェイのタイトルで平均年収は2000万円以上)。主婦のYさん、会社員のSさんと安藤総理。
ホテルのレストランでモーニングする予定でしたが、お一人様168香港ドル(日本円換算=2350円)のバイキングは割高。「せっかく香港に来たのだから、街角の人民食堂に行きましょう」の総理の提案でタクシーで繁華街へ行くも、街はまだ、意外と静か。
中国本土より二時間ほど朝が遅い感じがした。
やっと見つけた人民食堂。ご一行様は飲茶に満足してくださった様子。4人で満腹になり、合計131香港ドル(1830円)はツアー旅行では味わえない。
気になった光景は、人民のオッサンたちの5人にひとりくらいが、アルコール52度の白酒を朝っぱらから煽っていたこと。深夜の仕事帰りなのか、これから仕事に行くための景気付けなのだろうか。しかもその5人の内3人はボトルで注文、2人はカップで注文(おかわり組もいた)。52度と言えば、火をつければ、あっという間に火だるまになる。ロシアに近い極寒の吉林省での光景なら、まだ理解できるが、早朝の香港に何が起きているのだろうか? とても気になる。


その足で、香港最大手の「HSBC」銀行へ。主婦Yさんが、香港アムウェイから振り込まれるボーナス(アムウェイでは給料のことをボーナスと呼び、大きく分けて4段階に分類され、さらにタイトル別に別枠から支給されます。ビジネスの参加は個人の自由。製品を使用するだけの消費者が全体の8〜9割で、実際にビジネスを展開してる人は、1割未満で、さらにアクティブに展開している人は、それより少数です)の受け皿の口座を開くためです。


HSBC銀行は本年度から、テロリストの軍資金プールの懸念から、外国人による口座のオープンに懐疑的になり、審査が極端に厳しく制限されるようになったそうです。そのため、通訳代行としてYさんに同行しましたが、審査に必要な書類が不備で、この日は口座開設ならず。まあ、担当者のクリステルが美人で親切な行員であったのでヨシとしよう。
北京、上海、広州、NY、LA、シンガポール・・・と英語を話す中国人は数多いるし、いろいろと接する機会も多かったが、香港の中国人(特に女性)の英語が一番綺麗で、田舎のアメリカ人やナマリの強い英国人の英語より、ぜんぜん綺麗な発音で聞き取りやすい。持論でしたが、今回は特にそれを感じました。


その後、タクシーにて香港アムウェイ本社に移動。年収2000万円のTダイヤモンドDDはかなりお茶目な人で「そういえば、本社のオフィスは去年の暮れに移転したんだわ」と突然、タクシーの中で・・・。
「で、新しい住所は?」と総理が聞くと「ないわ」とヒトコト。
「とにかく行けばわかるわよ。電話番号はあるから」とTダイア。
タクシーの運ちゃんは「ここだ」と言い、我々は昨年までオフィスが入っていたという巨大ビルの前で降ろされる・・・。
「じゃあ、はい、あなた電話して・・・」と番号を渡されたたが、自分の現在地がどこだかわからないのに、電話しても意味ないじゃん。「とりあえず、電話しなさいよ・・・」とけしかけられ電話した。
「はいアムウェイです。新オフィスまでの行き方ですか? では、あなたは今、どちらにいらっしゃいますか?」
「香港です」
「はい。では香港のどちらにいらっしゃいますか?」
「わかりません」
掛け合い漫才やってもしょうがないじゃん。路上のスモーキングスペースでタバコプカプカ、お尻プリプリで鼻と唇にピアスぶち込んで茶緑色のヘアをした20代のオネーちゃんにダメモトで尋ねてみた。すると、オネーちゃん、スマホのアプリでサクサクとすかさず検索。アップされた地図で親切丁寧に説明してくれました。見かけとぜんぜんちゃうやん、惚れてまうがな、気いつけなはれや。


とここまでは良かったのですが、オネーちゃんが検索してくれたのは、かしこにあるアムウェイショップであり、本社ではなかった。本社オフィスは移転したばかりで、まだアプリされていなかった模様。ノーキョー様ご一行は猛スピードの二階建てバスに轢かれそうになりながら、本社を目指してぐるぐると。
一度だけ、新しい本社のオフィスに行ったことのある、おちゃめなTダイアモンドの記憶は「ビルの一階エルメスがあったの。そうよ、エルメスを探せばいいのよ。エルメスを探しましょう」と、ガッツポーズ。香港にエルメスが一店舗しかない・・・というならば、その逆発想も論を呈しているのだが。



写真の解説=[ビーチにあるお金の貯まる神様。Tダイアが一生懸命さすっていたのでマネしてみました。成功者の真似をするのもひとつの方法。お金がすべてとはひとことも言いませんが、お金がないと我が家のウウォッシュレットのように、冷水しか出てきませんし・・・ネ]


偉かったのは会社員のSさん。安藤総理が広州のビジネスパートナー丁さんとの商談のために、日本から持参した「サトウ製薬の缶ユンケル30本入り」のかなりの重量がある段ボールを持ったまま、あっちこっちと走り回ってくださった。Sさんには、何のメリットも生じないのだが、昔でいう侍従武官、いまで言うなら宮内庁侍従長のような振る舞いをしてくださった。


そして、彷徨うこと約一時間。ようやく「エルメス」を発見。「そうよ、ここよここ。そう、ここなの」とおちゃめダイアははしゃぎ、一同は安堵。


いんや〜素晴らしい。
限られた、わずかなビジネスタイム。このような「行き当たりばったり」なスリリングなスケジューリングでも、アムウェイで年収2000万円のおちゃめダイア。それでも許されるのは、Tダイアのお人柄が支えているということも実感できました。
おちろん「いや、それは違う。ビジネスとは時間との云々・・・」とおっしゃりたいご仁の気持ちは存分に理解できるし、総理も否定はしません。
ですから、アムウェイビジネスはすべての人が成功するわけではないし、逆に、失敗するという観念もありません。
まずは「製品の品質とそれに合致した価格設定」があることが根底。製品が気に入り、その値段に納得した人。つまり製品に価値観を見出した人のみが使用すればいいだけのこと。価値観を見いだした消耗品だから、無くなれば継続して購入する。要はそれだけの話。


ところが、アムウェイは「流通の仕組み」(製品の購入方法)が特殊なため、誤解を招くケースが多々あるのも事実。
「売る=販売」のと「伝える=宣伝」とは似て非なるもの。これを混同してしまう人も多く存在します。
アムウェイビジネスの神髄は前者ではなく、後者、つまり「伝えるビジネス」と言われています。ですから「アムウェイは宗教みたい」という声をよく聞きますが、まったくその通りだと思います。両方やっている安藤総理は特に、実感してますよ。


要は、誰から、どのようなタイミングで伝わってきたかがポイントなんです。
宗教もアムウェイも同じです。人とタイミングです。


安藤総理はアムウェイサプリメントが気に入り、今年で22年目の愛用者となります。したがって、この22年間で、安藤総理からアムウェイを伝えられた友人知人の方はたくさんおられます。たとえばカープ斎藤さん、五十嵐隊長、本屋のお姉さんetc・・・。それをきっかけに、アムウェイ製品を使った人も、使わなかった人も、それぞれいますが、そのことが原因で疎遠になった人は、たったの一人もいませんよ。アムウェイが指導する倫理規定条項に沿って、ビジネスを展開すれば、あらぬ誤解を招くことはないのです。


本日は、ここまで書く予定ではありませんでしたが、香港弾丸ツアーのビジネス目的の延長として書かせていただきました。

も少しつづく。



写真の解説=[木と木の中央にある丘の上の茶色の大きな建物がジャッキー御殿だそうです。死んだら遺産を子供たちには相続させず、全額を貧しい人たちと世界平和のために寄付すると公言しているジャッキー。カッコいいと思います]