5376 地球最終警告
FBFの皆さま、おはようございます。
本日は真面目でネガティヴな投稿です。長文になると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
「破裂寸前の地球人口に対する自然淘汰の最終警告」という命題です。
カタイ話でつまんないですよ。
中国武漢市から発生した新型コロナウイルスですが、ほぼ全アジア、そしてヨーロッパ、アメリカ大陸まで感染したということは、人類がかつて経験し得ない猛威です。
それは武漢市が感染患者1000人を収容する病院という名の隔離施設の建設に着手し、それを10日で完成させる、というのですから、明らかに治療を目的とした病院でないことは確定です。
以下の「 」は2002年、私が中国で臓器移植のコーディネーターをはじめた時に、移植の主任R医師(教授)から言われた言葉です。
「人類は有史以来、常にウイルスとの闘いです。どんなに医療が進歩しても、ウイルスはそれを乗り越えてやってくる。目に見えないものとは闘えません。たとえ手術が成功したとしても、ウイルスに感染したら、免疫力が低下した患者は、必ず肺炎を起こし、ワクチンのチカラを借りても、すでに抗体のある患者には効かず、死に至るケースもあります。ここでの患者の管理は、我々が責任を持って、万全を期しますが、日本に帰国後の患者の管理は、安藤さん、あなたの仕事です」
私は当時42歳。それまで、ウイルスといえばインフルエンザくらいしか知識がなく、ウイルスが生物を死に至らすことなど、想像の範疇にありませんでした。その後、中国だけでサーズ、マーズ、そして今回のコロナ。有名なところではアフリカのエボラ。ウイルスに羽はありませんから、ほぼ100%、感染した鳥類がウイルスを運び、動物、人に感染させ、そしてグローバル化された移動手段で地球の隅々まで感染させるのだと。ウイルスの種類は、地球上のあらゆる生態系の数より多種ともいわれています。ワクチンで一時的に死滅させても、さらに強化され、子孫を増殖させるのです。
科学者や思想家の中には、単細胞であるはずの、ウイルスは、実は意思を持っていて、今回のように、中国の春節の移動期を狙い拡散(繁殖)に出たのではないか、と推測する向きもいますが、私はどちらかといえば、彼らの意見を支持します。
その根拠となる、もう一方の理由として地球の人口問題があるからです。
2020年現在、地球の人口は77〜78億人と試算されています。ほんの少し前まで60億人だったと記憶していますが、中国、インド、アフリカなどで、仮に死者より誕生者が年間で1億人を上回れば、猛スピードで地球は、日本のラッシュアワーの山手線どころではなく、フィリピンやインドの画像で見る、汽車の屋根まで人が登って、時として感電死や落下死する現象がすでに始まっている訳です。
つまり、何が言いたいか?
いわゆる「自然淘汰」というやつです。
例えば、半年も続くオーストラリアの火災は北海道に匹敵する森林を焼き尽くしてもまだ消えず、モノ言えない、コアラや他動植物、昆虫らが絶滅危機。数多起こる、大地震、洪水、火山噴火等の自然災害に加え、紛争、戦争、通り魔、銃乱射、無差別テロ、スマホ運転事故、老人運転事故、神から「殺せ」と降りてきた的殺人等々、それらのほとんどが「罪なき人々をアトランダムで選択し、犠牲者にする」という括りで囲えば、ワタシ的には合点が行くのです。
2013年に国連が発表した試算によれば、地球人口の推移は以下の通りです。
2025年 → 81億人
2050年 → 96億人
2100年 → 109億人
しかし、この間に、中国のひとりっ子政策の解禁や、予想不可能だった中国の急激な経済成長などが加わり、少なくとも0・5%増と修正する学者もいます。100億人の0・5%は5億人ですが、それでも甘いという向きもいます。
話は少しだけ飛躍しますが、日本の少子化は地球に対するモラルある意図的な人口の減少化であり、民度の高さの現れではないか?と私は個人的に仮定しております。
その逆がモラルなき増殖。どこの国とは言いません。自分たちさえ良ければ、という考え方が、結局、自分たち自身の首を絞めているのです。
その仮定を立証するために、まず食料問題があります。
地球全体の食糧難に対して、日本の有り余る狂気的な食糧廃棄。これはいずれ、バチがあたり、日本が世界に先駆けて飢餓に突入するでしょう。無農薬、グルメ、食べ残し、期限切れ、健康オタク、まあ、なんでもいいです。私は道端で拾ったパンでもコロッケでも食せる人間ですから、最後まで生きれると思いますが、虫と犬猫は食さないので、最後の最後にはなりませんけど。
で、食料学者は虫を食料にする試案を研究していますが、私は虫を食う前に、人口を制限するべきだと思うのです。
朝食は軽めにゲジゲジのトースト、パワーランチはカブト虫のショウガ焼き、ディナーは彼女とゴキブリのしゃぶしゃぶに新鮮なセミの刺身って、虫をバカにするわけじゃないですけど、モチベーションあがりませんよね。
それに関連して、人口の増加は今以上の貧富の格差を増長させ、貧困層を奈落へと追いやる負のテーマです。
イギリスの非営利団体・オックスファム(貧困と不正を撲滅するために世界100ヶ国以上で展開する団体)の近年の報告によれば「世界中のトップから1%の富裕層の持つ資産の合計が、それ以外の99%の資産の合計を超えた」とあります。
また、別のデータでは「世界で最も裕福な85人が人類の貧しい半分の35億人と同量の資産を握っている」ともありますが、これは2014年のデータで、2019年には、35億人→50億人との試算もあり、人類はいよいよ末期へとスパイラルの速度を速めています。
また、2010年に遡ると、85人は388人でした。つまり富の専有化の加速です。
人生の幸福とは個人の価値観ですから、経済と正比例するとは限りませんが、それにしても、生きるだけで苦痛という経済状態の人々が、こんなに恵まれている日本においても数多いる現実は、政治家の不正、不実、利権屋の私欲以外の何ものでもない東京五輪における税金の無駄遣い、そしてそれに便乗して、利権に加担する節操なきマスコミ、蔓延する数多の詐欺師など、到底、人としての道を踏み外した外道が大手を振って天道を闊歩してる現実に突き当たるのです。
写真の黒人少女は、1991年、フリーランスとして湾岸戦争を取材した時に、イスラエルの難民キャンプで撮った名も知らぬ少女。あの紛争の中での、あの子の、こんな笑顔は今でも勇気づけられます。当時3〜4歳として、存命なら30歳ちょっと。ガザ地区で泊めていただいたインティファーダの家族は7日後に、頼まれた粉ミルクと砂糖を届けると全員殺されていました。
お婆さんと子供の絵は豪州在住の中国人のFBFのDionyssis Zhao さんが送信してくれた油絵です。1990年代から中国に行きました。当時、北京で垣間見た風景は、おおよそこんな感じでした。
1990年代後期の上海。2000年代初頭の広州もこんな感じでした。今ではもう見かけません。
裕福になったというのは、ごく一部ですが、その一部は日本の人口に匹敵する人口です。
上海で一時(2013年に、僕は3〜4ヶ月ですが)、一緒に日本のレストランをやっていたAくんが「帰国しました」との報を受けました。結局レストランは乗っ取られるカタチで閉店しましたが、彼は上海に残り、日本人が多く暮らす「虹橋」で居酒屋を開業。しかし、中国で日本人が個人で飲食店を経営するには、本当に厳しいのです。従業員による搾取とか、ストライキとか。もちろん一般論で彼の店がそうだというわけではありませんが。
帰国した理由は高齢のご両親の面倒と、今一度、日本で生活の基盤を立て直すということでした。参考なるかどうかは別として、上京の際は、曙橋の「定食酒場食堂」の天野さんを紹介しようと思います。
天野さんは体調を崩されているにもかかわらず、子供には無料で飲食を提供する子供食堂をやっておられます。Aくんの今後の生き方に、何か感ずるものがあると直感しました。
相手のことを思いやり、節度という範囲の中で、地球環境を思いやり、強者は弱者を無言で当たり前に助け、当たり前のことを当たり前にやる。
人生で使い切れない巨額を得たとして、例えば、それが数多のリストラ被害者家族の人柱の上に築いたカルロス御殿であり、善人たちの善意の寄付金の合法25 %をピンハネして香港の100万ドル夜景を見下ろすアグネス御殿だったりしても、奴らサイコパスには、それを悪業だと感じる神経はない。
現時点の医学では、どう頑張っても人生100年です。
信長時代に比べたら、それでも2倍の人生。
だけど、今回のウイルスは、かなりヤバいと思います。
マスク、消毒、うがい、手洗いにどれだけの効果があるのか、甚だ疑問ですが、
もう、運不運の領域だと感じます。
脅かすつもりではありませんが、まずはできる範囲で人混みは避けましょう。
そして「定食酒場食堂」さんが長く続いて腹を空かせた子が、いつでも行ける場がなくならないように、皆さんも食べに行かれてください。
本当に長々とすみませんでした。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
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