少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2920 着物買取詐欺被害

9/30-17

「悪党」が増殖しています。
老人、弱者につけ込んだ「買い取り詐欺」
ある日、優しい声の女性から「不要の着物を高額で買い取らせていただきたい。不要なものが高額で取引されている。見るだけでもいいので」と言葉巧みに訪問の取り付け。
しかし、家に来たのは声の女性ではなく、イカツイ、あるいは一見、優顔のオトコ。

私の母親は「てっきり、声の女性が来るとばかり思っていた」と悔しがる。
後の祭り。着物は一瞬見ただけで、つまり家に上り込む口実。

言葉巧みに貴金属を見せろと迫り、売る気もない貴金属を勝手値踏みして、母曰く、鷲掴みして金を置き、持ち去る手口。
「それは主人にもらった大切な結婚指輪だからダメ」と言っても「もう、買い取りましたから」と豹変業者。

まだ、売るとも一言も言っていない。

男は、物色した貴金属をさっさと詰め、現金8万円を置き、立ち去る。

「ちょっと待って、持っていかないで」と玄関まで追う老婆を振り切った。

翌日、知らせを受けた私が、一応残された業者の番号に電話を入れると、意外にも繋がった。

事情を説明し、母親は売る気はない旨を伝える。

「8万円は返すから、結婚指輪他、商品を全て返して欲しい」と。
担当者の返事はこうだ。
「買い取った商品は全て、第三者に売ってしまったので」
悪質な詐欺と気づき、すぐさま警察に通報。

しかし、現金を受け取って(実は勝手置いていっただけだが)いるので売買が成立しており、詐欺には当たらない、と安城田舎警察。
で、安城市役所の相談室に行く。対応に出た女性職員が言う。
「それはお気の毒に。実はまったく同じ手口で、独り暮らしの私の母も被害に遭いました。いろいろ手を尽くしましたが、結局は泣き寝入りです。唯一の防護策は防犯カメラを設置して、不審者を録画するくらいでしょうか」と。

これは2010年のこと。
その後、同様の事件が全国で相次ぎ、ようやく2015年に商取引法が改定され、転売期間はクーリングオフと同様に8日間は転売が禁止され、買い取り業者は、買い取った商品は8日間の保管と、買い取り先からの返還要求に応じる義務が生じ、違反した業者には行政処分の対象となるに至った。

特に私が問題視したいのは、オトコがオモテ悪党なら、優しい声の電話アポインターは影の悪党。

自分もいずれ老婆になる身。そのオンナにも母親がいて、そして自身も母親かも知れない。

よく詐欺の片棒をかつげるよな。

そんなテレホンアポインターが世に万延しているのです。

表面に出て来るのは、強面の野郎ですが、実は言葉巧みなアポインターが重要な役割。

人として、弱者から不正に巻き上げた金品で生活する連中、こやつらのゲノムはどういう構造になっているのだろうか? 何人(匹)か捕まえ、解剖して、その要因を遺伝子レベルで科学者に解明してもらいたいものです。

FBFの みなさまの中に、独り暮らしの老齢の方、お知り合いがいらしたら、くれぐれも「着物の買い取り」「貧国へ不用品を贈るボランティア」等、知らない業者からの電話には一切応じないように伝達くださいませ。