6141 東海大クラスター
5/16/21
東海大柔道部クラスター→ラグビー山梨県招待試合、明治大学vs東海大学中止。これは東京五輪問題に対する警告的シュミレーションになる。
5/10〜12、東海大柔道部部員3名がコロナに感染、経路不明、無症状。
13日(木) 関係者全員にPCR検査の結果52人が陽性、合計55人が感染、クラスター認定、全員無症状。
14日(金) 柔道部員、および寮で生活する者、キャンパスへの入校禁止。
15日(土) 10:00〜 来る5/23(日)、山梨県で行われるラグビー明治大学vs東海大学のチケット、ネット販売開始。完売。
16日(日) 午後、東海大学ラグビー部より辞退の申し入れ。(実際には15日の決定か?)。理由は「大学のグランドが使用できず、練習なしで試合に臨むのは現実的ではない」とのこと。
柔道部の感染は仕方ない。学校の判断も適切。ラグビー部の判断も適切。
しかし、迷惑を受けた者も多数いる。
まず、ネットチケット争奪に時間と精力を費やした私を含む一般人。チケット販売会社。会場関係者。明大ラグビー部。その他宿泊施設等周辺関係。
一番気になるのは、第一試合の山梨学院と日体大ラグビー部。
では、どこに責任の所在があるのだろうか?
感染も発覚が、チケットの販売後ならば仕方がない。しかし、チケット販売の少なくとも24〜48時間前には、当該校の運動部寮でクラスターが発生。東海大学は当然承知していなければならない。さらに、有料試合を控えているなら、管轄の関東ラグビー協会に速やかに連絡する必要がある。
もしこの時点で東海大学が躊躇して、様子見をしたなら、責任は東海大学にある。逆に、チケット販売の前日までに、関東協会が把握していたにもかかわらず、9〜17時の業務で、対策を終了して、翌日に持ち越したなら、協会の怠慢。土下座して謝っていただきたい。
もう一度書くが、感染した東海大柔道部、練習できない東海大ラグビーには何の罪もない。しかし、学校と協会は、これを想定していたかどうか?が問題なのだ。たまたま東海大学だったが、これは当日の該当校、明大、日体大、山梨学院大も同様である。
つまり、東京五輪の危機管理能力の無さの縮小版。選手と取り巻きだけで11万人プラスメディア未知数来る運動会に対応できるわけがない。
今回のラグビー騒動が、JOCの狂人たちに再考させる試金石となるならば、我々ファンの気持ちは収まる。特に明治ファンは田中澄憲監督のラストゲーム。選手、部員諸君も残念でならないと思う。が、仕方ない。
特に、我々の宿やチケット取りに奔走してくださいました金沢靖さん、ありがとうございました。コロナ明けに、田中監督を囲む機会を設けてください。
大学柔道の名門・東海大学男子柔道部の部員55人が14日までに、新型コロナウイルスに感染したことが確認された。同部は当面の間、活動を休止する。
同大広報部によると、平塚市の湘南キャンパス近くの寮で生活している部員3人が体調不良を訴えたためPCR検査を実施し、10~12日にいずれも感染が確認された。感染経路は不明という。同じ寮で生活する部員とスタッフ計約150人もPCR検査を受け、13日に52人の感染が判明した。55人はいずれも現在は無症状という。
同部は13日から活動を休止。部員やスタッフの外出を禁止している。同キャンパスでは14~23日は学生の入構を禁止し、17~22日は全ての授業を遠隔で実施する。
少数派日記21