少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

6307 疑惑 角田四郎

7/3/21

fa30y (7/3/21). 8:14 起床 w 937

 5時台に起きて二度寝。雨でどんよりのせいもあるけど、地下室には朝の兆しもなく油断してたら8時過ぎ。特に用事もなく、休養日、外出することなく3食を買い置きの冷凍焼きおにぎり2個x3食と、インスタントスープで済ませる。掃除、洗濯も、体力というか足の限界で途中で挫折。二時間ほど横になる。ニュースは熱海の土石流を伝え、明日は熊本・球磨川の大氾濫から一年が経つという。ここ数年、この時期の日本は各地で大きな自然災害が通例となり、東日本以来、地震も警戒され、そもそも五輪など、招致すること自体がクレージーな発想で「呪われた東京五輪」と呼ばれ、それがコロナで証明された。きっと開会式にはさらに大きな災害が発生して、我々はその国の一員として、高野連の大好物の「連帯責任」の一端となるのでしょう。

『疑惑』 角田四郎著

 角田さんはもともと、赤坂の防衛庁の裏手で小さな喫茶店「シッキム・モン」を経営されていた。少数民族・モン族の研究をされていて、モン族からコーヒー豆を輸入して、モン族が食すお好み焼きのようなものを提供していた。

 自分がドラゴンズの応援団長をしていた時、神宮球場で角田さんに声をかけられた。当時、小学4年生のひとり娘・マナちゃんと、一緒に写真を撮ってもらえないか?と。もちろん快く応じた。そして、おごるからコーヒーを飲みに来て、と。で、私のことだから後日、のこのこと尋ねた。

 角田さんが言うには、マナちゃんは引き篭もりの傾向があって、ドラゴンズファンの角田さんが、やや無理矢理、マナちゃんを神宮球場に連れ出したところ、僕のファンになってくれて、「団長見に行きたい」と、それから神宮、後楽園、横浜の全試合に来てくれるようになった。

 で、角田さんが「マナのような子が他にもたくさんいるはず」と言うことになり、安藤貴樹後援会を発足してくれたのです。会員は130数人で100人以上が小学生男子と言うまさに少年ドラゴンズの安藤版。特に何をしたわけでもなく、球場に来ると会員のおガキ様たちが握手を求めてくる、というAKB 48のさきがけ握手会でした(笑笑

 その角田さんの著作です。店の常連さんの恋人がJAL 123便の乗務員で犠牲者になられたこと。墜落寸前の123便に山梨の子供キャンプの引率から帰る運転中に遭遇したことから角田さんは、新聞報道に疑惑を抱く。たまたま防衛庁の裏手に店があり、関係者から漏れ伝わる情報に、さらに疑念を持ち、情報を収集した。8年に渡る執念で書き上げた渾身。

 私が最初に手にしたJAL御巣鷹山本。角田さんは、一時、何者かに狙われて、僕が関係資料を預かった経緯もあり、みなさんには、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

ー以下、アマゾンのプレヴューより、本の紹介ー

 全身が戦慄する内容である。 日本航空機長組合も事故調の圧力隔壁の修理ミスによる事故との見解に同意していないという。 
 当時相模湾には護衛艦まつゆきがいて無人標的機ファイアー・ビーの訓練中であった。この時5機のうち1機が行方不明になったという。 
 その一機が123便の尾翼に衝突したのではないかと著者は推測する。この事故を隠蔽するために墜落現場をカモフラージュして上野村の猟友会や消防団が現場に入ることを群馬県警は阻止したという。 
 その間ヘリコプターにオレンジ色の物体が回収されているのが目撃されている。著者が現場について帰ろうとしたとき自家用車に誰かが侵入した痕跡があったという。 
 この事故には巨大な力が働いており真の事故原因の解明までに風化させてはならないという。事故では機体よりも人命救助が最優先のはずである。上野村では墜落地点を直後に特定しており深夜であろうとも地図なしに自在に踏破できる裏庭であった。 
 本来ならばすぐに村人すべてに救助を依頼するのが筋道であった。これが行われていれば100名近くの命が助かっていたという。しかし県警は全員死亡として現場に入れなかった。これを無視して入り込んだ消防団長野県警が4人の生存者を発見したのである。 
 ここに群馬県警自衛隊、政府の疑惑のトライアングルが見受けられる。50年、100年経過しようとも疑惑の解明を日本国民はあきらめてはならない。巨悪の追放こそが政治の浄化の道である。 

ー以上ー

ここから再び安藤の記載。

当時、角田さんはどこのメディア組織にも付属しておらず、まったくのフリーランスとして、最大限の資料を取り寄せ、事実の裏取りも完璧にこなした。「疑惑」以降の出版物は全て、この一冊が起点、あるいは標準となり、これに新事実が加算されるというスタイルになっている。

著作の中で、私が印象に残るのは多々あるが、特に、「まだ墜落現場が特定されていない」というマスコミ報道の数十分後には、墜落した可能性のある長野県側ではなく、墜落した群馬県側の葬儀業者に乗客乗員の人数分の棺桶を政府が発注していた、という事実。
また、角田さん以外の著作では犠牲者は520名とあるが、角田さんは521名と言う。理由は犠牲者のひとりに妊婦さんが含まれており、彼女の胎内には、紛れもなく人間の生命が宿っていた、という彼の持論からである。
 私は、この521名にいたく感銘を受けた。

ー以下、本書より抜粋ー

 この死胎の胎令は満25週前後と推定した(後に、分別予定日11月12日と判明)。
この胎児は死亡者には数えられていない。法的には生まれていないからである。性別もわからない。名前すらない。しかし、明らかに一個のいのちであり、犠牲者である。この小さないのちの尊厳に対し、私はせめて一柱として加えずにいられない。(9月20日、母体確認、遺族に引き渡し)。何故、こんな事故が・・・。

以上ー

再び安藤

事故がなければ、その胎児は現在36歳になる。誰かの親になっていたかも知れない。我々が監視できるのは空の安全ではなく、政府という機関に対する謀略の阻止だが、それは、例えば、明日、行われる都議会選挙における投票では、到底無理であろう。そんなことはもう何年も学習して、無力を味わっている。

できることは、ひとりでもいい、このような事件があったことを思い起こして、犠牲者の方々に鎮魂の祈祷を捧げること、それだけでいいと思う。
悪いけど、世の中は変わらない。
五輪強行の菅も丸川も橋本も幸せそうな面をしていない。一言でも「中止」を口にしたら脳味噌に仕掛けられた時限爆弾がリモートで吹っ飛ぶ仕掛けになってるんじゃねえのか、のようなビビり顔である。

私は明日、朝一番で共産党に一票を入れ、松屋のとろろ定食260円を食してウルトラ警備の任務に就く。

本日もついてる 感謝してます。

少数派日記21

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