少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

823 かたづけや 

12/20のガイアの夜明けで「かたづけや」なる収納ビジネスというのがあって、家まで来てもらい、片づけをしてもらうと、その料金が一時間6300円だそうで、そんなんだったら、半額の金額で引き受けようかな、などと目論む。
「かたづけや」いわく「本を一冊買ったら、一冊処分しろ」いわく「だから買う前に本当に必要かどうかよく考えれてから・・・」いわく「一年間着てない服は処分の対象・・・」
バカも休み休み言え・・・とテレビの前で怒鳴ってやったわい。
そんなことできたら「かたづけや」のビジネスが成立せんだろうが、ボケェ。ここはコレクターの出番だな。
コレクターはモノを限られたスペースにいかに増やすかという、競技なんだって知ってましたか、アケチくん。
第一、無駄なモノを買わなければ経済は停滞するし、不必要なものを捨てればダイオキシンで地球環境が悪化する。もっとよく考えて、収納とリサイクルを研究すべし。
僕なんか服は、38年前、中二の時に買ったラングラーのトレーナーをいまだに着ているし、本だって月に20冊以上は買っている(99%ブックオフだが)けど、一冊たりとも処分してないぞ。
つまり収納はゲーム。どのスペースに何をはめ込むか、立体のジグゾーパズルのようなもの。特にコレクターはコレクトした品をいかに綺麗に見せるかが、悦なので、小物を並べてる瞬間が実に楽しい。ただ仕舞うだけなら、バカでもできると思っていたが、世の中、そうではないらしい。それに自分の荷物を他人に触らせるなんて絶対に嫌ですな。
コレクター故、手紙、写真、ポルノなど、恥ずかしいもの破廉恥なものまでコレクトしてあるので、秘蔵品は見られたら恥ずかしい。
それにしてもよくコレクトしたもんだな〜と自分で思う。
18歳で西早稲田の新聞配達店の3畳一間のタコ部屋に入れられたときは、本当に長渕剛さんの「とんぼ」と同じで「薄っぺらのボストンバッグ」ひとつきり。あとから国鉄貨物で実家から布団一組を送ってもらったけど、まあそんなもんでした。
ただ、残されても、家族の方はお困りになると思いますので、自分が処分される前には、処分しようかと思っています。これもコレクターには必要なマナーです。それにしても収納は楽しい。本当に楽しい。残りの人生は収納で終わるかもしれません。