少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

698 車内携帯電話

「他のお客さまに、ご迷惑がかかりますので、車内での携帯電話はお止めください」
7/29(金)のこと。渋谷から軍人病院へ向かう東急バスの車内で不意にそんなアナウンスが流れた。バスの運転手が携帯電話をかけていたサラリーマン風の男に、マイクでそう呼びかけたのだ。
僕は、そのアナウンスでサラリーマンが携帯で通話をしていたことに気づいたのだが、あれってそんなに迷惑ですかね。話す声の音量とか、話す時間によるんじゃないかと思いますけどね、どうなんでしょう。
例えば中国。超満員のバスの車内で一番後ろの席で携帯電話をかけている人の会話の内容まですべて、一番前の運転席までわかるほどの大声で話す。まるで山の向こうの人と会話しているようだ。それが一人二人ではなく、最低でも三組はそんな輩が一台のバスにいるのだから、それが当たり前で、誰も文句を言わない。うるさいなんてもんじゃないよ。
ipodでがんがん音楽聞いたって、イヤホーンの外から会話が聞こえてくるんだから、そら半端じゃないですよ。どうして、あそこまで大声でしゃべるのかね。まあ国民性と言われればそれまでだからね。
そんな感じですから、東急バスのひそひそ携帯会話など、僕には全く苦にならないのですが、どうなんでしょう。
しかし、そのサラリーマンもかなり悪い。アナウンスが流れたのだから、後でかけなおすとか言って切ればいいものを、無視してかけ続けた。すると中ほどの席から「うるせんだよ、二イちゃん、ええ加減に電話切れや」と、なんやよう知らん、ドスの効いた声がした。うん、これで無視された運転手も少しは救われただろう。なかなか骨のある奴もいるんだなあ・・・。
しかし、サラリーマンはその声をも無視した。おーし、これはドンパチ始まるぞと、僕は一番後ろの席でワクワクして待っていたのだが、根性無しのサラリーマンはほどなくして電話を切りやがった、チェ。
僕はバスを降りる際、どいつが文句をつけたのか、顔を見てやろうと思い、それらしき男を探した。すると茶髪のどえらい太った二イちゃんだった。こいつか。
だが、僕はバスを降りる際、携帯サラリーマンではなく、この茶髪二イちゃんをどついてやろうと思った。「おい、二イちゃん、お前が座ってる席はシルバーシートなんだよ」と。
僕は車内携帯よりむしろ、優先席占領若僧に反応するタイプ。あなたはどちらですか?