少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

776 家政婦のミタを見た

はっきり言って松嶋菜々子さん以外の出演者は存じません。ドラマとはいえ、よくこんな設定でドラマ化できるもんだ、と呆れるやら、感心するやら、一時間という貴重な時を詐欺られたような、それでもきっと来週また見てしまうのだろうという中毒患者にされたような悔しさやら、どうしてもミタさんの過去が知りたいような、困った心境です。
「死ぬまで二度と笑いません・・・」という本日11/23のサブタイトルですが、予告編を見る限り、これは来週のサブタイだろう(怒)、と見た方なら、言ってる意味わかってもらえると思います。
本日は「勤労感謝の日」。「勤労できることに感謝する日ですよ」と教えてくれたのはビリケンカフェのMちゃん店長。正直、僕は知りませんでした。
広辞苑を引くと「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあうとする日」とありました。
「勤労」している人には気付きにくい祝日ですが、僕のような不定期就労者や、失業者、内定もらえない新卒者、その他、開店休業(ビリケンも・・・)のような商売・・・ギリシャ、イタリア、スペイン、アメリカ・・・近いうちに中国も・・・、Mちゃん店長の言う「勤労できる感謝」という意味を身をもって思い知るのでしょう。
本日、ビリケンカフェ、モーニングのお客さん5名、ランチゼロ、午後ゼロ。売上1800円。午後から雨が降ったとはいえ、目の前の「行ってみヨーカドー」の有料駐車場はドラゴンズ落合解任記念セールで満車。それなのに、とほほ・・・のビリケンカフェ。賃貸物件なら、撤退を考える時期。
午後2時からNHKでラグビー早慶戦を観戦。早稲田のキックパスが漫画のようにことごとく決まる。練習でもそこまで上手く行くまい・・・と思えるほど完成度が高い。12/04は明治VS早稲田戦だが、明治のディフェンスは大丈夫か?早稲田のターンオーバーは相変わらず冴えている。ワンチャンスを確実に繋いでくる。悔しいが、かなり手強いぞ。
夕方、トヨジから電話。「仕事終わったで今から行くぞ」と。
築100年のTKの実家の解体で、二階の納戸に掛ける階段をむらい(=三河弁でもらうの意)に行くのだが、トヨジのトラックが必要だった。
現場に行くと、先週の今頃までは、まだ佇んでいた僕らよりも50年も長生きした瓦屋根の田舎家は跡形もなく消え去り、僕のために残された階段が更地の片隅にポツン・・・と残されていた。
その家はその昔、十数メートルの移転を余儀なくされ、家ごと引っ張って移動したそうだ。「結局、新しい家を建てるのと同じくらい金がかかった」とTKは言った。「壊すのは惜しいなあ」と僕が言うと、「ほいでも母親と二人暮らしじゃあ、逆に広すぎて・・・夏はまだ風通しがいいけんど、冬は隙間だらけで寒くてたまらんぞ」とTK。「ほんだで、今度はもっと小さくするだ」と言いつつ、建坪59坪だそうで、恐れ入る。
「こんな階段、誰が何に使うだあ?」と解体屋がTKに訪ねたそうだが、「見る人が見たら違う価値があるだ」と答えたそうだ。
僕とトヨジは雨でぬかるんだ赤土にずぶずぶとはまりながら、片隅の階段を運び出し、トラックに積み込んだ。小雨の中、階下で水洗いし、旧家の階段は銭湯のマキにされることなく、ビリケンカフェの階段のレイアウトとして再生された。