少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1505 選挙前夜2

問題は衆議院議員小選挙区選挙。
安藤総理の関連選挙地区は愛知13区(安城市)と東京6区(世田谷区)。
まずは愛知13区から。
この地区からは4名の候補者が立候補。
まずは民主党大西健介候補。前回の選挙では民主党のブームに乗りブッチギリの当選。愛知13区で過去最多の154779票を獲得した。
今回は新安城ビリケンカフェの前に、野田クンまで来て大西候補の応援演説を行ったが、前回、期待して投票した人が多かった分、その反動は想像するまでもなく、悲しい結果に終わるだろう。
しょせん、地元意識が、極めて高い三河地区。大西候補は大阪出身の博多育ち、奈良学園高校→京都大学法学部→外務省の超エリートではあるが、前回はブームに乗った見せかけの応援団。地元に基盤がないのは致命的。まだ41歳、民主を離党すれば、まだ活路はありそう、次回に期待・・・というところだ。
で、やはり本命はこの人だろう、大見正(せい)。安藤総理の母校・安城北中の一年先輩、バレー部で生徒会長だったらしいが、とんと記憶にない。
愛知、特に三河は保守バリバリ地域で自民党が圧倒的に強い。土建屋談合、地元重視、鎖国、おらが村根性で他地域からの流入に冷ややかな超排他的地域の典型中の典型。前回、大西候補がぶっちぎりで当選したのは、奇跡に等しかったが、これで民主が醜態をさらし、今後は、半永久的に自民の天下になる。
大西正、54歳 刈谷北高校→関西外語大学
で、共産党。宮地勲候補58歳。三河は天下のトヨタ系列大企業のおひざもと。労働者諸君の組合活動も超さかんだが、いまいち共産党の匂いがしない。そらそうだ、日本一恵まれた労働者諸君だから、大きな不満はない。不平不満で労働争議するより、自民と手を組んで公共事業で仕事増やす方がナンボか得。みなさん、ちゃんと計算してまっせ。よって共産党は出るだけ無駄。この候補、HPもないのかな?経歴すら出ていないので気持ち悪い、不気味です。
さて、問題は小林興起候補。全国区のビッグネーム。都立日比谷高校→東大法学部→通産省と絵に描いたエリート中のエリート、そしてスキャンダルもあった、とまれ有名人。安藤総理の押す「脱原発減税」の河村たかし名古屋市長が肝入りで投入した小林候補だが、練馬区出身なのと、まだ認知されていない「未来の党」からの出馬では勝ち目がない、アーメンと言っておこう。
なんというのかなあ・・・実力とキャリアでは4候補の中ではナンバー1だと思うけど、三河の人には通じないのよねえ〜、それが三河なんだわ・・・。
河村市長も一か八かのギャンブルに出たんだけど、典型的な保守の国、民主というギャンブルに乗っかって酷い目にあった民衆の痛手はまだ癒えていない。だから、新たなギャンブルには乗ってこない。安藤総理が三河に住めない原点がここにある。
かなりもったいない捨て駒