3602 羽二重餅と芭蕉
3/26/18
今世生前からの好物、福井の羽二重餅。笹塚駅ISETANクインズにて自費購入私物。いつの時代だったかなぁ、とても懐かしい。芭蕉やってた時代かな、旅先での茶受けだったかな、有り難い。
創業弘化4年(1847年)というから芭蕉時代(1644〜1694)には食していないな。だとすれば富山の薬売り時代かな。
1847年といえばエゲレスで工場法が成立したよ。青少年労働者と女性労働者の労働時間を10時間に制限した。みんな働いて働いた良き時代。日本では「働くな改革」。メンデルスがなくなった年。今日は渋谷の名曲喫茶ライオンでメンデルスをリクエストしようか。
写真は高校時代の教科書、枕元におき、結構役に立つ、今更だけど。久しぶりに知行合一とご対面。
中国の偉いさん王陽明は言った。
「知って行わないのは、未だ知らないことと同じである。知っている以上は必ず行いにあらわれる」
「真の知行とは、好きな色というものはそれを見た(知った)瞬間に好んでいるのであり、色を見て(知って)から好きになろうと判断するわけではない」
朱熹の学(朱子学)が万物の理を極めてから実践に向かう「知先行後」(頭デッカチ)であることを批判して主張した、とさ。
追伸 そういえば、昔は経木で仕切られていたような記憶がありますが、ご時世でしょうか、スチロールになっていました。