5314 オタンコナースの泪
1/18/19
それでですね〜、きのうのオタンコさんが今日来たんですよ。
でね「チミ、きのう、俺のこと放置したでしょ?」と言っら、一瞬、ハッとして「ごめんなさ〜い」だって。
思い出したんだ、24時間後だけど。
「夜勤で疲れてるのかい?」て尋ねると「人間関係で悩んでます」とどうりで死んだ魚の目のワケ了解。
「でも、あと3カ月の辛抱なんです」と退職までほのめかす。
彼女の目が何かを訴えているので、仕方ないから私のベッド(のある部屋)に連れ込み、悩みを聞く。
「どこに行ってもどんな職種でも、厄介な人間関係は必ず存在するよ。妬み嫉み僻み、チームなのに足を引っ張る奴はいる。でもね、そんな嫌な部分て、自分の一部なんだってよ。対処法は本能が受け付けない人間から意識して距離を置く。それもスマートにね。真剣に耳を貸さない。それでもダメなら、殴るか殺すかすればいい。人生最大の修行は忍耐よ。ココロに愛を抱いて生きなさい」
彼女、目にいっぱいの涙を浮かべていたかのように、魚の目のまま無言で去りました。