6197 三理酒店閉店
6/1/21
世田谷法務局の帰り。知人の骨董店がなくなっていた。消息を尋ねようと訪ねた酒屋さん。様子がおかしい。
「本当は昨日で閉店だったけど、売れ残っちゃって閉めるに閉められないのよ」と年配のお母さん。
「やっぱりコロナ?」
「そうよ。問屋さんもお得意さんも潰れちゃったでしょ」
「こちら、旧いお店ですよね」
「お爺さんの代から。戦前よ。私が来てから60年。せめて在庫だけでも売って赤字を埋めないと」
「自分、酒飲まないけど、買わせてもらいます」
「いいのよ、お酒飲まない人に売れないわよ」
「じゃあ缶詰買います」
「あ、それは自分たちで食べるからいいのよ」
てなわけで、現金で6000円持ってたのでなんやかんや5000円分を所望。重たい。コロナというか、政府のシステムが悪い、チクショー、オリンピックなんかやってる場合じゃないぞ、ガースー、丸川、橋本!街の声をき聞け!正直者の涙を飲め!お前たちが生まれてから、支えてくれた人々の熱い血を思い出して懺悔しろ。そしてバッハに言ってやれ。「もう付き合ってらんね〜、バーカ」と。
知らない、偶然の店だけど、本当に悔しい。
少数派日記21