少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1366 苦戦1

安城レトロカフェ「ビリケン」が窮地に追い込まれている。
営業をはじめて、23か月。あんまき高校の同級生で、岡崎で喫茶店を経営しているCYOEさんが「安藤くん、石の上にも3年だよ。何があっても3年間は続けにゃ結果はでんよ」と2年前の開店時にくれた言葉が耳に残るが、資金ショート、ガス欠状態では、船は前に進まない。
窮地の原因を追究してみる。
10点を満点とするプラス制のポイント方式を用いる。
1・立地=新安城から県道(バス通り沿い)、目の前には大型スーパー・イトーヨーカドーもあり、立地自体は悪くないが、ビルの2階にあり、ややわかりづらい。車社会なので、コメダのような専用駐車場がないのが、致命的だと指摘されるが、道の反対側には100円買い物すれば2時間までは無料になるヨーカドーの大駐車場があるので、本当に魅力ある店なら、そこを利用すればいい。つまり、立地に大きな問題があるとは思えない。2階という点はマイナスポイントだが、激戦区ではないので、都会ほどのマイナスではない。辛く査定しても5ポイント。
2・メニュー&値段=コーヒー360円でモーニングセット、もしくはケーキが、いつでもオートマチックについてくる。チケット13枚つづりで3600円。ランチ680円は好評。大甘査定だが、値段とサービスは最大の売り、ということで満点の10ポイント。
3・スタッフ&接客=これは、文句なく10ポイント。3人の女性スタッフがローテーションで運営しますが、どのスタッフも人気抜群です。
4・味=重要なポイントですが、実は、あまり、コーヒーの味そのものにこだわるお客さんは、多くありません。とりあえず、ライバル店はチェックしましたが、まあ、どこも普通です。平均点はクリアしているので、まだまだ伸びる余地を残して7ポイント。
5・雰囲気=これは、安藤とトヨジの自信作。独特な雰囲気で、まあ好みもありますが、オリジナリティーを加味して8ポイント。
6・清潔度=トイレには自信あり。女性客からも称賛されています。毎日83歳の老婆が時間をかけて掃除しているので9ポイント。
7・環境=冷暖房、音響、空調、できる範囲で最大限の努力はしていますが、建物も古く、限界がありますので7ポイント。
8・時間帯=これがややネック。日曜休業はどうか?(まだオープンしたことがないのでリサーチできず)。午後4時閉店は、少し早いが、スタッフの都合でこれが限界。ということで、多くの未知数を秘め4ポイント。
9・仕入れ=客数が少なく、大量仕入れできないため、家庭消費者レベルの仕入れだが、スタッフの方々が、いろいろな食材を無料で持ち寄って来てくれるので、このあたりはプラマイゼロ。で、7点。
10・客層=全体的にみて、問題ないが、一部の常連さんと、スタッフ一同が親密になり過ぎ、そうでないお客さんが、「疎外感」を味わう場合が生じる。スタッフが常連さんとの会話に夢中になり、他のお客さんへの気配りが稀有になる。これは一概にスタッフの問題ではなく、店の構造上、そうなってしまった。これは、まったく予想外の展開で、今さら、店のレイアウトを変えるわけにはいかない・・・ということで6点。
以上、ざざざっと自己採点したところで、合計73ポイント/100ポイント中。まあ、いいところだ。
なんとか90ポイントにしなければ黒字にはならない。
どのようにしたら、いいのか、どなたか教えていただきたい。(つづく)